会社概要

 

JDVは1978年に創業者、范順田によって設立され、現在の資本金は333百万台湾ドルです。会長の范義鑫と総経理の范義明の経営指導の下、工業用バルブの革新的な設計に注力し、ハイエンドな制御バルブの研究開発投資を行っています。JDVは、先進的な制御バルブの開発とお客様へのトータルソリューションの提供において、重要な役割を担っています。JDV製品は、半導体・エネルギー・製薬化学・石油精製。鉄鋼という、主に5つの産業領域中心に広く使用されています。また、米州・欧州・アジア・中国大陸・台湾という主に5つの重要市場で、多くの優良顧客との取引実績があります。主なお客様は、例えば、TSMC、MICRON、SMIC、日立、東洋エンジニアリング、台湾中鋼集団、台湾電力、台湾プラスチック、中国石化、中国石油、花王、シンガポール水務局、AEP、ABB、SHELL、TOTAL、BP、BASF、BAYER、LONAZ、NOVARTIS、NESTLE、SYNGENTA、Tata Steelなどです。

 
 
 

JDVは、グローバルなお客様の多様なニーズに応えるため、2001年に台湾で子会社TGTを設立し、大寮販売サービスセンター、麦寮販売サービスセンター、楊梅販売サービスセンターを設置したほか、全世界でメンテナンス・サービスセンターを設置しています。それらを通して、お客様に製造プロセスにおける課題解決、多様なエンジニアリングサービス、現地における販売・アフターサービスの提供を行っております。

JDVは、自社組織の成長を促し、企業価値を再創造するために、2009年に台湾でJDV Industries運営本部ならびに研究開発センターを設立、オペレーション・研究開発・メンテナンスシステムの機能を統合しました。2013年には、iD SoftCapital、台湾中鋼集団、Mega Holdingsなどが株主として、オペレーションのラインナップにも参画し、最適な資源配置とサプライチェーンの統合を実現しております。

 
 
 

精巧の極致 金属封止技術

環境保護と職場安全の確保に対する世界的な意識の高まりに伴って、JDVのハイエンド制御バルブは、究極のトゥルーライフハードシール技術、世界有数の高速火炎噴射技術、HV1200のコーティング技術、ハイエンドで革新的なサブナノ研削技術等により、真円度0.01mm、精度Ra0.08等級の金属表面精度で、800℃の高温から-196℃の低温、4,500ポンドまでの高圧という、苛酷な環境下でも耐えられる設計されています。

JDV製品は全て、設計から製造まで、人間工学、安全確保、環境保護、省エネ、CO2削減に配慮して企画されています。HVOF高速火炎噴射技術、サブナノメーター研削技術による新世代バルブ開発等、バルブ製造の主要技術において業界トップレベルのコア技術と能力を持ち、半導体・エネルギー・製薬化学・石油精製・鉄鋼などの製造プロセスにおいて、高品質・高付加価値・安心安全を提供しています。

 
 
 

先端専業チームによる最新の試験装置

JDVは、ハイエンドの制御バルブメーカーとして、専業ステンレスバルブの開発と製造に注力しています。研究開発センターを設置、製品ラボを構築し、最先端製品の試験検証チームを組織しています。

設計面では、3D―CADに同期したエンジニアリングとCAEによる有限要素解析システムを導入、コンピューターよるアナログ解析を使用して、開発時のエラー発生を低減させ、開発期間の短縮を実現しています。2001年には、2000万ドルを投じて、各社プロジェクトの流量CVパラメーターを実験的に検証するための流体試験工場を設立しました。その後、クリーンルームと最先端の研究所を設立し、業界初の自社設計のHVOF金属表面火焔溶射装置、硬化装置、ハイエンドのナノ研削装置などを擁した、総合製品検証体制を構築しています。

より専門的な金属封止技術を実現するため、焼入れ設備・研削設備・溶射設備・機械加工設備・検査設備などの一連の先端設備を導入し、品質保証を行っています。成分分析、金属組織・機械特性の分析、寸法測定のために最新鋭の実験室を構築しています。製品の構造形状の検査、シミュレーションによる検証を行うため、高精度非接触画像計測システム「ATOS Triple」を業界で初めて導入しました。800℃の高温からー196℃の低温まで、製品のシミュレーションと検証が可能です。製品設計と検証に優れたJDVは、業界のパイオニアとして、数多くの研究機関の研究実験にも参加しています。

 
 
 

数多くの事業認証の取得

JDVは、技術開発や製造プロセス・品質管理の分野のみならず、工場品質システム、各国における販売認証・サプライヤー認証から各種製品認証まで、数多くの国際認証を取得しています。製品性能保証の面では、API6FA、API607などの基本防火認証に加え、TA-Luft、ISO15848など、ガス漏れを効果的に防止するバルブフュージティブ認証、専門性の高い-196℃超低温バルブ認証、また機能安全認証では中華圏で初めてのボールバルブ認証も取得しました。加えて、中華圏では初めてのボールバルブTÜV Rheinland機能安全SIL3認証を取得しています。

 
 
 

台湾最大の保守サービスシステム

JDVは、スピード、利便性、周到なケア・安心感で以て顧客サービスを向上させるべく、トータルカスタマーソリューションを提供し、台湾で最大の販売・サービス体制を構築しています。

  1. トータルメンテナンスチームがあります。
  2. 現地メンテナンスサービスは、大寮販売サービスセンター、麦寮販売サービスセンター、楊梅販売サービスセンター、およびグローバルでのメンテナンスサービスセンターで提供されます。
 
 
 

企業の社会的責任

JDVは、「グリーンエネルギー台湾VOCプロジェクト」を積極的に推進し、「金属封止技術」を核に、スマート製造のグリーンサプライチェーンを推進しています。ネットゼロエミッションの循環経済を推進し、環境保護、省エネ、CO2削減の効果的な運用を通じて、デザインを洗練し、産業プロセスの大きな飛躍を牽引します。工場内廃棄物のリサイクルを通じて、積極的に廃棄物の発生を減らし、資源の循環を高めます。地元の若年層雇用による雇用創出などの地域公共福祉に取り組み、コミュニティと長期にわたる調和関係を築きます。ソーラーパネルを増設し、省エネとCO2削減に役立つ再生エネルギーの利用により、自らの役割を果たしていきます。

 
 
 
 
 
 

Chronology (Honors and Recognitions)

 
 
 
1975
JDVは、創業者である范順田が新荘区にあった工場跡地に設立した会社で、当社は金龍のブランドで台湾国内向けホールバルブを専門に製造。
 
 
 
 
1978
社名を「進典工業有限公司」に変更、「空気圧制御ボールバルブ、減圧バルブ」の開発完了。新会社の台湾国内向け商標をPeachに変更。
 
 
 
 
1987
社名を「進典工業股份有限公司」に変更。
 
 
 
 
1991
JDVブランドで全世界に販売。
 
 
 
 
1997
DNV ISO9002品質システムの認証取得。
 
 
 
 
1997
台湾で初めてAPI607 3thEdition防火ボールプラグバルブのテスト証明書取得
 
 
 
 
1999
新廠の新工場に移転。生産規模を拡大し、デザインセンターを設立
 
 
 
 
1999
「メタルシードボールプラグバルブ」のグローバル展開に向けた開発完成。
 
 
 
 
2001
台湾の総代理店としてTaiwan G-TECH Co., Ltd.を設立。
 
 
 
 
2002
DNV ISO 9001-2000の認証取得。CE PED 97/23/EC認証取得。
CE PED 97/23/EC認証取得。
 
 
 
 
2003
上海駐在員事務所を設立し、中国市場に正式参入。
 
 
 
 
2004
USA石油協会API 6Dに合格、証明書を取得。2000万台湾ドルを投資してCVフローテスト装置を設置。
 
 
 
 
2005
北京・重慶・成都にオフィス設置
 
 
 
 
2006
HVOF高速火炎溶射技術の開発と超硬金属シール製品の製造に成功。
 
 
 
 
2007
トリプル偏心True Metalハードシール制御式バタフライバルブJTE Type開発完了
 
 
 
 
2008
製品開発・製造・修理・貿易業務を行うJDV上海現地法人を設立
 
 
 
 
2009
台湾経済部より「伝統産業技術開発支援CITD」助成金を受賞。
オランダDCI 500℃認証取得。
ドイツTUB BS6364-196℃低温認証取得。
 
 
 
 
2010
台湾経済部「SBIR革新技術プロジェクト優秀賞」受賞。
 
 
 
 
2011
グローバルオペレーション本部とR&Dセンターが完成、正式オープン(幼獅工場)。
 
 
 
 
2012
台湾にバルブ業界最大の研削ボール工場を建設。
 
 
 
 
2013
iD SoftCapitalとMega Holdingsの出資により、プランドエクィティとオペレーションを強化。台湾のバルブメーカーとして初めて、台湾インテリジェントプロパティのTIPS認証を取得。欧州市場向け販売サービス会社として、スイス第2位のバルブメーカーであるZuercher Technik AGへ出資。
 
 
 
 
2014
台湾中鋼集団の出資を受け入れ、サプライチェーンの強化と市場拡大を実現。 品質保証レベル2ラボラトリー設立。
ボールバルブ、バタフライバルブともに最高レベルの安全規格「SIL3」の認証を中華圏で初めて取得。
製薬業界向けバルブ「90D」の開発に成功、欧州製薬市場に販売。
 
 
 
 
2015
高剪断容量Vコントロールバルブ(JSB)、低フュージョンメタルシールド超低温バルブ(JBFM)、トリプル偏心バタフライバルブ(JTEM)が、第23回台湾精品賞を受賞。
JDV Control ValvesモバイルディレクトリAPPのインポート。
 
 
 
 
2016
高付加価値超耐食チタン合金精密閉型ボールバルブ(JAFM)、環境対応型固定軸金属精密閉型ボールバルブ(JBTM)の2製品で2016年台湾精品賞を受賞。
 
 
 
 
2017
環境配慮型低フィジティブメタルハードシールボールバルブ)、環境配慮型高性能ダブル偏心バタフライバルブの2製品で第25回台湾精品賞を受賞。
 
 
 
 
2017
江蘇省(塩城)に工場を設立。ブランドとOEMの併存戦略を活性化。
 
 
 
 
2017
台湾経済部より知的財産管理システムTIPSレベルA認証の認定。
 
 
 
 
2017
インテリジェンスアセットマネジメントシステムのTIPSレベルA認証取得。
 
 
 
 
2018
環境対応型高省エネメタルジャケット制御バルブ(JBKM)、(JBSM)が、第26回台湾精品賞を受賞。
 
 
 
 
2018
台湾経済部は中小企業向けスマートマニュファクチャリングに関するパイロットプロジェクトを推進、スマートマニュファクチュアリングの機能設計と検証のためのプラットフォーム完成。
 
 
 
 
2019
環境に配慮した低フェジティブメタル密閉型三方調節弁(JCT-M)が、第27 回台湾精品賞を受賞。
 
 
 
 
2019
中国SINOPEC社とコントロールバルブ輸入に関する枠組売買契約締結。
 
 
 
 
2019
サウジアラビアのSABIC向け新規契約(STC-J Utilities Park and Pilot Project) が世界市場における新たなマイルストーンに。
 
 
 
 
2020
高性能二重偏心電子バタフライ調節弁(JTDシリーズ)が、第28回台湾精品賞を受賞。
 
 
 
 
2020
インテリジェント・プロパティ・マネジメント制度でバルブ会社としてTIPS Aレベルの8年連続認定を受ける。
 
 
 
 
2020
超高温・超高圧発電所用バルブ、高圧CL4500、高温500-600℃の開発に成功。
 
 
 
 
2020
中国SINOPECの輸入バタフライバルブの購入契約枠組リストに3年連続で掲載された唯一との台湾メーカーとなる。(中国SINOPECの監査に合格した世界トップ3の国際サプライヤーの一社となる。)
 
 
 
 
2020
台湾経済部のインテリジェント製造プロジェクトのデジタルトランスフォーメーションを推進し、MESシステムを導入。
 
 
 
 
2021
高性能2ピースソリッドコアメタルシールド制御バルブが、第29回台湾精品賞を受賞。7年連続受賞となる。
 
 
 
 
2021
TSG特殊設備製造許可証(中国本土の圧力配管用バルブのA1級認証)につき世界で初めて海外企業認証を取得(国家市場監督管理局より)。
 
 
 
 
2021
JDV Group USAが、発電所用バルブ製造の普及とJDVブランドの拡大を目的とした投資会社として設立。
 
 
 
 
2021
台湾証券市場興櫃戦略ボードに登録、資本市場に参入。世界のバルブ業界とつながり、ブランド価値の創造とビジネスチャンスの拡大を目指す。。
 
 
 
 
2021
米国ヒューストンで開催されたValve World America Expo & Conferenceに出展。新世代の発電所用バルブを紹介し、米国発電市場に正式に参入。
 
 
 
 
2022
メタルシール式発電所用バルブが、第30回台湾精品賞を受賞。8年連続受賞。
 
 
 
 
2022
台湾電力宜蘭の地熱タービン発電機、台南の地熱井の地下探査バルブを受注。地熱の二酸化炭素削減技術開発で台湾の持続可能なグリーン経済をリード。
 
 
 
 
2022
TSMCの熊本工場建設計画案件を確保。海外での多角化経営に乗り出す。
 
 
 
 
2022
米国の発電所サプライチェーンの新領域に参入。米国のエネルギーインフラの商機獲得に成功。
 
 
 
 
2022
OTCに上場(証券コード:6843)。
 
 
 
 
2022
台湾中油とコントロールバルブの長期メンテナンス契約を締結。地域に密着した台湾中油サプライチェーンサービスを提供。
 
 
 
 
2023
高圧・苛酷環境下でのメタルシール式発電所用ボールバルブが、第31回台湾精品賞を受賞。9年連続受賞。
 
 
 
 
2023
日本で、日本JDVコントロールバルブ株式会社を設立。日本市場に正式に参入。
 
 
 
 

JDV Group

 
 
 

台湾JDV

1975年設立 グローバル事業本部 ブランディング 研究開発・生産体制
JDV TAIWAN
JDV TAIWAN
JDV TAIWAN
 
 
 
 
 
 
 

上海JDV

2008 バルブ製造・修理・貿易サービス
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

江蘇省JDV

2017年設立されました。生産工場とメンテナンスサービスセンター、ブランドとOEMの二重運営戦略を実施する
JDV SOUTHEAST ASIA
SWITZERLAND ZUERCHER TECHNIK
JDV SHANGHAI
 
 
 
 
 
 
 

JDV SHANGHAI

2014に設立された 東南アジア・新興国向けバルブ販売・サービスのご案内
JDV SOUTHEAST ASIA
 
 
 
 
 
 
 
 
 

台湾TGT

2001に創立され、各種メーカーのバルブメンテナンス、セールスのサービスを提供する
TAIWAN G-TECH
 
 
 
 
 
 
 
 
 

SWITZERLAND Zuercher Technik

1986年創業 ボールバルブ、調圧バルブの製造・販売・サービス業
SWITZERLAND ZUERCHER TECHNIK
SWITZERLAND ZUERCHER TECHNIK
SWITZERLAND ZUERCHER TECHNIK
 
 
 
 
 
 
 

JDVUSA

2021年製薬化学のリーダーを創る
SWITZERLAND ZUERCHER TECHNIK